姫路市社会福祉協議会では、介護職の第一歩となる知識と技術の取得のため「介護職員初任者研修」を実施しています。
研修を踏まえて介護職に就くことになりますが、介護現場での経験をさらに積んでいただけるよう「ひょうごケア・アシスタント制度」を利用した介護現場体験を進めています。
介護職として働くための入り口を広くし、人材不足を解消できるように取り組んでいます。
経験談を共有する目的でパネルディスカッション方式の座談会を開催したときの様子です。これから介護職に就こうとされている方へ、経験を通じた本音で語ってもらいました。

ひょうごケア・アシスタント推進事業に参加し、ホームヘルパーとして活躍されているお二人に伺いました!

姫路市社会福祉協議会
ひょうごケア・アシスタント推進事業(介護の職場体験)座談会(鼎談)

現在、姫路市社会福祉協議会ヘルパー事業室では、毎年、ひょうごケア・アシスタント推進事業(介護の職場体験)を受け入れており、訪問介護事業所での職場体験を経てホームヘルパーになった方が多く活躍しています。 今回の座談会(鼎談)では、そんな新人ヘルパーのお二人に、ひょうごケア・アシスタント推進事業(介護の職場体験)の魅力について語ってもらった様子の一部をご紹介します。

座談会(鼎談)メンバー

ヘルパー事業室 :パートヘルパー Iさん、Tさん
介護事業庶務担当:進行役 南部さん
進行役: 本日は姫路市社会福祉協議会ヘルパー事業室でパートヘルパーとして勤務しているIさん、Tさんの2人に座談会(鼎談)に参加していただき、ひょうごケア・アシスタント推進事業(介護の職場体験)に参加して良かったことや感想などについて語っていただきたいと思います。本日はよろしくお願いいたします。
Iさん・Tさん: よろしくお願いします。
進行役: Iさんは姫路市社会福祉協議会が開催した介護職員初任者研修を受講した後、ひょうごケア・アシスタント推進事業(介護の職場体験)に参加されましたが、どうして、職場体験に参加しようと思われたのですか?
Tさん: 私の場合は介護職員初任者研修の資格取得後に、すぐに訪問介護事業所に就職することに少し不安を感じていました。いきなりヘルパーになって業務に入ることに不安が大きかったのです。そこで、介護の職場体験で何度か現場を体験をすることで、自分の中での不安が少なくなりました。
進行役: ひょうごケア・アシスタント推進事業(介護の職場体験)に参加しようと考えた時、「私にもできるだろうか?」とか、「負担が大きいのでは?」など、色々悩まれた部分もあったかと思いますが、実際はどんな感じでしたか?
Iさん: やっぱり、初めての環境に一歩踏み出すのは不安がありました。でも、実際に職場体験に行けば、現場には必ずサービス提供責任者や担当ヘルパーが同行して、その場にいらっしゃるし、利用者様への対応も上手にされているので、安心して体験をすることができました。体験のために訪問した利用者様も、体験者の私をやさしく受け入れてくれたのでよかったと思います。
進行役: いま、お二人は社協のパートヘルパーとして就労されていますが、ひょうごケア・アシスタント推進事業(介護の職場体験)に参加してよかったこと、社協のヘルパーになってよかったことなどがあれば教えてください。
Tさん: ひょうごケア・アシスタント推進事業(介護の職場体験)に参加して、ヘルパーとして実際に働く前にヘルパーの職場体験ができたことで、今後ヘルパーとして働くイメージが持てるようになったことはとても良かったと思います。ヘルパーとして働くことへの不安も少なくなりました。
Iさん: これは、ヘルパーとして働き始めてからのことですが、病気で少しお休みをいただいたことがありました。事業所規模が大きいため、そのような場合でもカバー調整をしてもらえ、職場復帰の受け入れもすぐにしていただけたことも、働きやすい職場だと感じました。
進行役: 最後に今後、ひょうごケア・アシスタント推進事業(介護の職場体験)の参加を検討していらっしゃる方、参加しようか迷われている方に一言お願いします。
Iさん・Tさん: 初めての経験で「私にもできるだろうか?」と今は不安に思っていらっしゃるかもしれませんが、先輩職員も付いているためきっと大丈夫ですよ。体験することで介護の職場のイメージが自分の中で明確になると思います。 新しい環境に飛び込むことは大きな不安であると思いますが、私たちと一緒に新しい一歩を踏み出してみませんか?
進行役: 本日はお忙しいところ、ありがとうございました。
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